鉄玉子ってご存知ですか。これを入れてお湯やお茶を沸かすと鉄分補給ができるので、我が家では麦茶を鉄玉子を入れて沸かしています。
鉄玉子って何?
そもそもの鉄玉子との出会いは、心斎橋の東北アンテナショップ(調べたら今はもう閉店してた残念)。
南部鉄器の鉄瓶の近くに置いてある鉄製の楕円形の重くて丸いナニカ。それが鉄玉子でした。
手に取るとズシリと重い鉄玉子。南部鉄でできています。黄色い外箱には「鉄分補給」とあります。
そのときは何だろうと思いつつ、買いませんでしたが、気になって家で調べてみました。
使い方は、超簡単♡「コーヒー」「お茶」「煮物」「味噌汁」を作るときに水から入れれば鉄が溶けだし一緒に摂取できるという!
「おー、手軽で簡単!買おう!」ということで、再度アンテナショップに行く機会のときに買いました。
Amazonなどでも売ってます。
鉄玉子を買ってみたものの…
買って早速ヤカンに入れて麦茶を沸かしてみたのですが、問題が何点か…
- 沸かしてすぐに引き上げないと錆びる
- ヤカンから出そうとすると、転がるし熱いし重いしで上手く出せない
- 結局、沸かしたての熱い麦茶を別の容器に移さないと鉄玉子はヤカンから出せない
ヤカンに麦茶が入ったままで、お箸やスプーンで出そうとしましたが無理でした。
そんな手間もあり、せっかく買った鉄玉子ですが、ほとんど使われず、どこかにしまいこまれることに。
よくあることですね(笑)
出産後の鉄分不足
出産前のヘモグロビン値は10.8g/dl、帝王切開による出産後は9.7g/dlと、成人女性の基準値11.5〜15.2g/dlに比べるとかなり低め。特に出産直後は鉄剤処方になるくらいの貧血状態。
正直、出産して半年経ってからも血液中の鉄分が足りてるのか不安でした。授乳してるからか疲れやすくひたすら眠い。
そんな中、部屋の中を掃除してたらしまいこんでいた鉄玉子発見。「これを使うときがきた!」と再び使ってみることに。
工夫してみた!
今度は何回か使う間に、いくつか工夫を考えました。
工夫① 鉄玉子はお茶パックに入れてからヤカンに投入する
転がって取り出しにくい鉄玉子をあらかじめお茶パックに入れ、麦茶のパックと一緒にヤカンに入れて沸かせば、取り出しやすいことがわかりました。
お茶パックは100円均一のお店で購入した、100枚入り100円のもの。使っても惜しくありません。
鉄玉子を入れて…
蓋部分をひっくり返して閉じます。
工夫② 麦茶が沸かしたら早めに麦茶用の容器に移して、鉄玉子はさっさと取り出す
鉄玉子はヤカンの麦茶に入れっぱなしにすると、錆びるし、麦茶も錆びの匂いがするので、麦茶はポットに移し、ヤカンに水を入れて鉄玉子を少し冷まして取り出します。
お茶パックの端をつまんで取り出せば簡単(それでも鉄玉子は熱いので注意)。
鉄玉子はすぐ洗って布巾で拭けば、鉄玉子に残る熱ですぐに乾きます。それをクッキングペーパーを敷いてある引出しの隅の定位置に保管。
ある日突然、悲劇は起こった…!
これで上手く行くとルンルン気分で麦茶を作っていたのですが、ある日突然、悲劇は起こったのです。
続く…!!(続くんかーい!!)