繰り返し作るには、ちょっと億劫な離乳食作り。カレーライスと同時に作ったら時短になるんじゃない?と試してみました。
そろそろ娘の離乳食を2回食にしたい
離乳食を2/10からスタートして優に1ヶ月が過ぎ、そろそろ2回食を始めたいのになかなか始められない私。
2回食の場合、午前中と夕方の2回になりますが、新しい食品を試すのはこれまで通り午前中。アレルギーが出たときに小児科に行けるようにするためです。
これは毎回「次は何を食べさせてみようか」と考えて、ワクワクしながら作っています。
一方、夕方の離乳食はこれまで試して問題のなかった食品を使います。「以前に作った離乳食を作らなきゃ」と思いつつ億劫になってしまい、これがなかなか2回食のスタートを切れない理由です(^◇^;)
カレーライスと同時に作ったらいいんじゃない?
離乳食を作るのが面倒な理由は、食材の皮をむいたり切ったりの下準備があるからです。
ということは、いつもの料理を作るときに下準備をした食材の一部を離乳食に使えば、その面倒が減るんじゃない?
さらに、作るのが簡単なカレーライスなら離乳食を同時に作ってもなんとかなるんじゃない?と考えました。
早速やってみよう
というわけで、カレーライスと離乳食を同時に作ってみます。
本日の献立
- カレーライス(私と夫の分)
- 野菜スープ(離乳食)
- にんじんペースト(離乳食)
- じゃがいもペースト(離乳食)
準備する食材
- にんじん2本(カレーライス用1本・にんじんペースト用2/3本・野菜スープ用1/3本)
- じゃがいも4個(カレーライス用2.5個・じゃがいもペースト用1.5個)
- たまねぎ3個(カレーライス用2.5個・野菜スープ用1/2個)
- 干ししいたけ 少し (野菜スープ用)
- キャベツ 2枚 (野菜スープ用)
- カレールー 10人分 (カレーライス用)
- 豚肉 350g (カレーライス用)
では、作っていきましょう
参考にしたレシピ
基本の離乳食!和風だし汁・野菜スープ・ホワイトソースの作り方 – こそだてハック
にんじん離乳食の作り方 初期・中期・後期別レシピ – こそだてハック
じゃがいも離乳食の作り方 初期・中期・後期別レシピ – こそだてハック
過去のブログ記事
まずはたまねぎの下準備
たまねぎを半分に切って、皮を剥き、2.5個分はくし形切りにしてカレーの鍋へ。
残りの1/2個はみじん切りにして、スープ鍋へ。
カレー鍋はサラダ油でたまねぎを炒め、スープ鍋では水600㏄にたまねぎみじん切りと干ししいたけ少しを入れて沸騰させる。
次はにんじんの下準備
にんじん1本は乱切り、2/3本は輪切りに。
残りの1/3本はみじん切りにして、スープ鍋へ。
キャベツ2枚をみじん切り。
みじん切りにしては荒い切り方のキャベツもスープ鍋へ。だんだん面倒になってきてる(^◇^;)
じゃがいもの下準備
じゃがいもの皮を剥いて切り、2.5個分をカレー用に、1.5個分を離乳食用に。
とりあえずここまできたらカレー作りに集中
豚肉を炒めて、
にんじん・じゃがいもを入れて炒めて、
ヤカンで沸かしたお湯1200㏄を入れて煮る。アクが出たらアクを取る。
その間、ずっと野菜スープも煮てます。
野菜スープを濾す
だしポットの濾し器で、野菜スープを濾します。
この状態でしばらく置いておく。
カレー鍋にルーを入れて煮込む
火を止めてカレールー10人分を入れて混ぜる。
うちの鍋は減圧鍋なので、通常の鍋とは違いカレールーを入れてから煮込みます。
減圧鍋用レシピでは加熱5分、火を止めて減圧10分ですが、いつも時間は適当。
これで、にんじん・じゃがいもがやわらかホクホクになります。
使っている減圧鍋はこちらです。
カレー鍋を放置してる間に、離乳食の調理
にんじん・じゃがいもをレンジで2分半加熱。
濾し器を外して野菜スープの出来上がり。
ところで、野菜スープを濾したあとの出汁ガラどうしよう?(^◇^;)
水とコンソメキューブを足して、大人用の野菜スープにしちゃえ!!
「野菜スープの出汁ガラで野菜スープ作るって、なんか間違ってるよなぁ」と思いつつ、塩・胡椒で味を整えて、出来上がり。
にんじん・じゃがいもをレンジから出す。
おかゆクッカーにじゃがいもを入れて、フォークで潰す。
野菜スープを少し入れ、おかゆクッカーのスプーンでなめらかにすり潰して、じゃがいもペーストの出来上がり。
冷凍トレーに入れて冷凍保存。大漁大漁♪
野菜スープも冷凍トレーに入れて、冷凍保存。こちらも大漁♪
にんじんを潰すぞー!とフォークでマッシュしようと思ったら、全然潰れない。どうしよう。
ここで、私と夫の腹ペコが限界に
もう腹ペコが限界。先にカレーライスを食べよう。
カレー粉とバターをちょい足しして混ぜ、香りとコクをプラス。
カレーライスと、離乳食作りの副産物でできた野菜スープの出来上がり。
野菜スープ、薄味が好きな夫はまぁまぁ気に入った様子。でも栄養的にはどうなのかな?(^◇^;)
カレーライスは離乳食作りのバタバタで煮込み時間が長かったため、じゃがいももとろける柔らかさに。安定の美味しさ。
カレーライスごちそうさまー!。にんじんをなんとかしよう。
カレーライスを食べて、ふー満足〜とくつろいでいたら、にんじんの存在を思い出してキッチンへ。
野菜スープを加えて、再度レンジで加熱。
マジックブレット先生にご登場願う。ガーーーーッと一気に細かいみじん切りに。
おかゆクッカーに移して、おかゆクッカーのスプーンですり潰して、にんじんペーストの出来上がり。
苦労の甲斐あって、こちらも大漁です♪
果たして時短になったのか?
良かった点
- カレーライスのついでにと思うと離乳食を作り始める億劫さが消えた。
- 野菜の下準備の手間は、だいぶ軽減できた。
- カレーを煮込む時間に離乳食作りに集中でき、カレーと離乳食は同時に作るのに相性が良い。
反省点
- いつもは1時間弱で作れるカレーライスの手軽さはなく、結構時間がかかり大変だった。
- 野菜スープは手間がかかる。野菜スープ作りを辞めて、にんじんペーストとじゃがいもペーストだけにしておけば良かった。
結論
通常の料理のついでに離乳食のストックを作るのはアリだと思いました。
カレーライスに限らず、離乳食に欲しい食材を使う料理のときに、離乳食用にちょっと取り分けて料理の合間か後に作ってしまえば楽ですね。
というか、他のお母さん方は普通にそうしてるのかな。
注意点としては「時間に余裕がないときは、手間のかかりすぎるものは避ける」でしょうか。うん、当たり前だ!
今回、野菜スープは欲張りすぎましたね。ちょっとにんじんの風味が強い野菜スープになってしまったし。昆布鰹節出汁のほうがはるかに簡単で上手くできるなぁ。
過去記事
娘の離乳食チャレンジ⑦〜昆布出汁で驚くほど美味しくなりました〜
野菜スープを同時に作るなら、平日夜ではなくて土日などの余裕のある日にしようと思いました。
今回実験してみると、いろいろ学びが多くて楽しかったし次に活かせそうです。
そして、やっと2回食できるぞー(≧∇≦)