娘の離乳食のタイミングを可能な範囲で私たち親の食事と同じにしたら、良いことがたくさんありました。
「娘一人だけ食べる」「娘一人だけ食べない」って寂しくない?
生後5ヶ月から離乳食を始めた娘は、最初のころは1回食だったのを6ヶ月半ばから2回食にしました。
朝は11時頃、夜は18時頃です。親の私達の分を含めると1日合計5回も食事のタイミングがあることになります。
そのころ受講した抱っことスリングの講座のランチタイムで、赤ちゃんが泣いて困っているお母さんに先生が「赤ちゃんもお母さんと一緒に食べたいと思ってるのよ。お米を潰してあげてみて」と言っていたのが印象に残っていました。
そのとき私も「それはいい。やってみよう」と思い、お米屋さんが作って届けてくださったというおにぎりの米粒を潰して、軟水のミネラルウォーターで少し伸ばした簡易のお粥を娘にあげようとしたら、娘はスリングの中でクークー寝ていてあげられなかったのでした。
確かに晩御飯を夫と二人で食べていると、娘がよく泣くのは、食卓に混ざれなくて寂しいのかもしれないです。
逆に離乳食の時間は、よく話しかけながら食べさせているつもりですが、一緒に食事をしている雰囲気とはまた違うなと思います。
あるとき、一緒の時間に食べてみた
ある日の11時の離乳食のときに、私も一緒に昼ごはんを食べてみることにしました。
いつもは娘を膝に乗せて離乳食を食べさせるのですが、今回は娘をバウンサーに座らせて、私も自分の昼ごはんを用意して、いざ二人でランチタイム!
献立
- 娘の離乳食(左):じゃがいもペースト&にんじんペースト
- 私の昼ごはん(右):3日目のカレーで作った豆乳カレーうどん
ポイントは共通する材料(じゃがいも&にんじん)が入っているという点です。
献立が違っても同じ食べ物が入ってたら、より一緒に食べている気になるかな〜と。
娘に三口食べさせたら、娘がモグモグしている間に、私が三口食べるといった感じで交互に食べました。
私も「おいし♪おいし♪」と言いながら娘と一緒に食べられるのが、これまでになく楽しかったです。
途中で娘がバウンサーを嫌がったのと、三口ずつ交互というのが待てなかったようです。
私の食事は中断し、いつも通り娘を膝の上に乗せて離乳食を全部あげてから、私が自分の食事を食べるという形になりました。
夕食も一緒に食べてみた
夕食準備の最後に娘の離乳食を準備して(最後にえいやっと頑張る)、晩御飯も一緒に食べてみました。
献立
- 離乳食:にんじん&かぼちゃの野菜スープ
- 頂き物のローストビーフ&ベビーリーフ・新玉ねぎサラダ
- 特売ホタルイカときゅうりの酢味噌和え
- 冷蔵庫の残り野菜ぶっこみミネストローネ
- 兼業農家の方から直接購入した精米したての美味しい白米
- 夫の発泡酒&私のノンアルビール
離乳食の野菜スープとミネストローネはどちらもにんじんが入っていて、少しとろみのある濃厚なスープという点が共通しています。
娘はバウンサーを嫌がり、離乳食を食べている間はずっと私の膝の上。
今回も娘と私は三口ずつ交代で食べましたがぐずらなかったです。
ローストビーフが美味しすぎて夢中になり、娘に食べさせるのをつい忘れたりしましたが、娘はあんまり気にしてなかったようでした。
離乳食と親の食事を一緒の時間にするメリット
- 1日の食事の回数を減らせる。離乳食と親の食事を分けていたときは、食事のタイミングが1日5回もあり、準備と後片付けが何度もありましたが、1回でも同じにすると、その分回数が減り少し楽になります。
- 夫が一緒のときは娘が上手に食べると夫も褒めるので、夫と娘の交流時間が増える。
- お互い「おいしいね!」と言いあうので、一家団らんが味わえる。
- 娘と私が交互に食べるので、食べ物をゆっくり味わえる。良く噛むので体に良いし太りにくそう。
- 私自身の離乳食タイムがより楽しくなった。
- 何より娘も楽しそう。
毎回は難しくても、できる限り一緒に食べたい
一緒に食卓を囲むと、娘とはお世話するされるの関係だけではない、家族というチームの一員同士という感じがして、嬉しいし楽しいです。
平日のあまり晩御飯の時間が遅いときは難しいですが、休日などで晩御飯の時間を早められる日などは、可能な限り娘と一緒に食事を取りたいと思いました。