私のモヤモヤを吹き飛ばす答えが書いてある書籍との出会い。そのおかげで英語育児の方針が決まりました。その書籍の内容とは。
タエさんの書籍
様々な英語育児ブログを読んでいるうちに、「タエさん」の文字を見かけ、タエさんの著書を電子書籍で購入した私。
私がそのとき本当に知りたかったことが、ドンピシャで書いてあったので、夢中で読みました。
娘を夜寝かせてから読み始めたのですが、途中で止められず、読み終わったら夜中でした。
タエさんとキリくんの英語の取り組み
タエさんは大阪府在住の主婦。キリくんはタエさんの一人息子さんです。そして旦那さんの3人家族。
タエさんも旦那さんも英語は話せない。そんな中、タエさんはキリくんを賢い子に育てたいと考え、賢さの要素の一つとして英語ができれば将来が開けるのではないかと、2歳10ヶ月から家庭で英語育児を始めます。
高価な英語教材は購入せず、プリスクールにも入れずに取り組んだにも関わらず、キリくんが小学校に上がる前あたりから、タエさん自身キリくんの話す英語が理解できないくらい、キリくんの英語が上達します。
つまりタエさん自身、キリくんに直接英語を教えることができなくなったのです。すごいですよね。
その後もキリくんは英語の音声やDVDを視聴し、洋書を多読し、WEBレッスンによって英語力を維持します。
小学4年生のあたりから英語力は安定し(それまでは常に英語の刺激を与え続けないと急速に忘れ、話せなくなる)、小学6年生で英検1級に合格します。
そんな親子のお話なのです。
私のモヤモヤを吹き飛ばす答え
私がこの書籍から得たことは数多くありますが、1つだけ選ぶとすれば「タエさんはキリくんがそのとき興味を持つ内容のDVD・絵本・洋書を与え続けた」ということです。
それで2歳10ヶ月から小6までで、キリくんに英語力を身につけさせたのです。そしてキリくんはその間、勉強したつもりはなく遊んでいたと思っていたそうです。
文章で書くと簡単ですが、これは生半可なことではありません。
興味を持つ内容って、扱うテーマだけでなく難易度も重要です。難易度が高すぎても低すぎても、人は興味を失います。少しチャレンジングな難易度を見極める必要があります。
子どもの興味ってコロコロ変わるでしょうから、ある時は興味を示さず、ある時はのめり込むこともあるでしょう。「これなら」と思って購入した物が全く見向きもされないということもありえます。
それを「せっかく買ったのに!」と子どもに押し付けてしまったら、子どもはヤル気を失うでしょう。そうしたらタエさんの提唱する英語育児はもう成り立ちません。
タエさんはそんなとき「これは違った」と未練なく諦めて別の物を探したそうです。
ここに私の求めていた答えがありました。
子どもに教材を押し付けたくない
子どもが興味を持たなかったときに「高かったのに!」と私が思わず言ってしまう恐れのある高価で大量の英語教材は、私自身買いたくなかったのです。
タエさんの本にも「高額教材 本当にその教材は必要なのか?」の項目に同じことが書いてあり、私の心の内が読まれているような気持ちで読みました。
「元をとろうとすると、本末転倒やで!」という吹き出し付きのタエさんの顔イラストに「せやねんせやねん!」と頷きまくる私。
誤解のないようにしてほしいのは、この基準は人によって違います。例え高価でも大量でも、子どもが興味がない・合わないと分かれば未練なく他のものを探せる人もいるでしょう。
これは私自身の金銭感覚や、物の管理能力の問題なのです。私の場合は、そのような理由でディズニー英語システムやその他の教材の購入を見送っていたのです。
私の英語育児の方針
タエさんの英語育児を参考に、私なりに英語育児の方針が決まってきました。
- 娘の興味のありそうな内容のものを常に探し続け、用意し、その中から娘自身に選択させる。
- 私自身も楽しみ、なるべく気楽に長く続ける
大きくはこの2つです。
娘の様子を観察しながら、そのときそのときの教材を用意するためにも、高価で大量で継続受講が必要な教材は、今は採用しないことにしました。
つまり、1つの教材にとらわれないようにするということです。
私は教材探しや研究が大の大の大好き。この方針が決まったときに、目の前がパーッと開けて心の底からワクワクしてきました。
こんなにワクワクしたのは、本当に久しぶりです。
英語育児の目的や具体的な方法は
そもそも私はなんで英語育児をしようと思ったのか、またその具体的な方法については、次回以降に書こうと思います。
まだまだタエさんの書籍についての話になると思います。
ではまた次回!