家から徒歩5分のところに新しい城東図書館が開館したので、初日に行ってきました。
「図書館の近くに住む」のが夢でした
小さい頃から本が大好きで、地域の図書館にも足繁く通っていました。
社会人になって一人暮らしをするようになると、近くに図書館がなく、通勤途中にあった書店もことごとく閉店・休店してしまい、そのときに「次に住むなら、図書館の近くにしよう!」と心に誓いました。
結婚してから家探し
妊娠がわかってからの結婚で、お互い一人暮らしだったので一緒に住む家探しが急務でした。夫は中古マンションを買うと言います。
私の家探しのポイントの一つは「図書館が徒歩圏内にあるかどうか」でした。
内覧する物件と図書館の場所にgoogleマップアプリで☆印をつけ、物件の内覧に行くときは図書館との距離を常に調べました。
そのマップです↓
その執念には、夫も不動産屋さんも若干引いていました。
今住んでいる城東区の家に出会ったのは2015年3月中旬。城東図書館までの距離は徒歩15分、車の多い交差点を通らないといけない点が少し不満でしたが、図書館以外の条件も素晴らしく、そこに決めました。
城東図書館は仮移転中!?
いざ家の契約書類を書く段階で、ふと城東図書館のホームページを見たところ「仮移転中」と書いてあるのです。
「2016年1月末に新館オープン」とあり、新館は仮移転中の図書館よりもはるか近くの、家から徒歩5分の場所でした。しかも車通りの多い道を通らずに行けます。
それを知って不動産屋さんに伝えると、その不動産屋さんも一緒に喜んでくれて握手までしてくれました。
新館が2016年3月14日にオープン!
2016年1月末オープンの予定がずれ込み、3月14日にオープンとなりました。
【城東】城東図書館移転開館のおしらせ 平成28年3月14日 – 大阪市立図書館
2015年4月末に引越してきてから、ずっと心待ちにしていた日です。
オープン初日に新しい図書館に行ってきました。
図書館は、城東区役所・区民センター・保健福祉センター・老人福祉センターが入っている城東区複合施設の4階にあります。
城東区複合施設の内覧会の様子は、城東じゃーなるさんの記事が詳しいです。
先週土曜日に開催された「城東区複合施設」の内覧会に行ってきた!なんだこの広さ!白さ!凄さ!3拍子揃った新庁舎をとくとご覧あれ♪ : 城東じゃーなる
4階の図書館入口。開館して5分くらい。
入ってすぐの絵本コーナー。赤ちゃんや小さな子がお母さんと一緒に座って本が読めます。
絵本もたくさん。
記念に娘に絵本を読み聞かせました。この図書館で絵本を読んだ初めての0歳児のはず!
ホットケーキ美味しそう。お腹すいてきた。
絵本がいっぱい。娘に「これみんな読んでいいんだよ〜」と言いながら歩きました。
子どものころ好きだった「王様シリーズ」がずらり。
椅子もかわいい子どもサイズ。
奥の大きな本棚は通常の書籍の棚。さらに右奥まで続いてます。
司書の方に聞いてみると、城東図書館の蔵書数はもともと6.5万冊で、新館になって8万冊に増えたそうです。10万冊まで入るキャパシティがあるとか。
やったー!本が増えた〜!
図書館の窓からは、蒲生公園のグラウンドと城東つどいの広場が見えます。
図書館の奥には本を読むテーブルもあります。
大きな画集もあります。
ゴッホを娘に見せてみた。
図書館の形はL字型で奥が結構広いです。
イベントもありますね。行ってみようかな。
土曜日なら復職してからでも行ける!
図書館はあなたの本棚です。
なんて、いい言葉…!
そうです。私は娘に、読みきれないくらいたくさんの本が詰まった本棚をプレゼントしたかったのです。
いつでもここに来て、好きな本を好きなだけ読んだらいいんだよ。
夢が叶って嬉しいです。
大人になって仕事をしていたらお金があるので好きな本が買えます。
子どものときは自分で稼いでるわけではないので、好きな本を好きなだけ買って読むのは難しいでしょう。
でも図書館なら、そのときの興味・好奇心の赴くまま、自由に本を選んで読むことができます。
子どもが行きたいときに自由に行ける図書館が欲しかったんです。
かつての私もそんな環境で、そのことをとても感謝しているからです。
私にとって図書館は、過去・未来・海外・宇宙・ファンタジーの世界、どんなところにでも連れていってくれる夢の扉でした。
もし娘があまり図書館に行かない子だったとしても…
それでもいいです。
私が用意したかったのは図書館に気軽に行ける環境であって、その中で娘がどうするかは娘の自由なので。
そりゃ、できたらいっぱい通っていっぱい本を読んで欲しいですけど、無理強いして本が嫌いになるくらいなら、強制なんか絶対しないほうがいいです。
それに、どうせ私が楽しく図書館通いするから良いのです。
さっそく4冊借りました。真田丸にハマってるので歴史街道めっちゃ面白い。