ある時娘の手を握ったら、てのひらだけがすごく熱いのでそのことを夫に言うと「てのひらを冷やすと効率的に全身を冷えるとテレビを見た」と教えてもらったので試してみました。
まずは保冷剤を握ってみた
そこで冷凍庫から保冷剤を持ってきて、ちょっと握ってを離すを繰り返すと、手のひらから冷たい血流が腕をのぼっていくのを感じました。
そしてなんとなく体全体が暑さに対して楽になった感じがしました。
翌日から旅行に出たのでそれをバックに保冷剤を何個か入れておいて暑い時だけ家族でちょっと握りました。
ホテルの部屋に冷凍庫があったらそこで凍らせようと思ったのですが、小さな冷蔵庫だったので冷凍出来ませんでした残念。
なぜてのひらを冷やすと良いのか
てのひらを冷やすとなぜ体全体見えるのか調べてみると、実はてのひらにはAVAという機能があり、暑くなるとAVAが開いて熱を放出するそうです。
アメリカ・スタンフォード大学で体温を下げる方法を研究してきたクレイグ・ヘラー教授がおすすめするのは、なんと手のひらを冷やすこと!実は手のひらには、”体温低下機能”があったんです。
進化の名残!手のひらはラジエーター。その秘密は、AVA(動静脈吻合)と呼ばれる特別な血管にありました。AVAとは動脈と静脈を結ぶバイパスのような血管で、普段は閉じています。ところが体温が高くなってくるとAVAが開通し、一度に大量の血液を通します。そうすることで熱が放出され、冷えた血液が体に戻っていくのです。
それで、娘の手のひらがとても熱くなっていたのですね。
てのひらを冷やすと冷えた血流が全身を巡るので、効率的に全身に冷やせるのだそうです。
私は朝の通勤中に1駅分を歩いて、途中ローソンでカフェインレスアイスカフェラテを買うのですけれども、そのカップでてのひら冷やしながら歩くと本当に楽になりました。
保冷剤を直接持つのは良くないみたい
手のひらを冷やすのは15℃あたりが良いそうで、保冷剤だと冷えすぎて逆にAVAが閉じてしまう可能性があるそうです。
また、低温やけどの危険もあるので、子どもや皮膚感覚が鈍くなっているお年寄りにもよくなさそうです。
保冷剤ダメでしたね。失敗。
冷えたペットボトルが良いそうです
実験したところでは、冷えたペットボトルを手に持つと良いらしいです。
超お手軽な熱中症予防法を大公開!~『金のベンリ堂』 | NHK健康チャンネル
冷蔵庫から出したばかりのペットボトルは5℃ほどなので、少し置いたものが良いそうです。
熱中症予防に
熱中症になってしまったら、手のひら以外もどんどん冷やす必要がありますが、熱中症の予防として手のひらを意識して冷やすと言うのはありがと思います。
ぜひお試しください。