娘がアンパンマンのテレビアニメを見始めたたころ、一番最初に感じたこと
アンパンマンの必殺技アンパンチ
アンパンマンが最後に繰り出す技アンパンチ。主にばいきんまんが「バイバイキーン！」と吹っ飛ばされて事態は解決。
毎回気になるのは、アンパンマンのアンパンチの言い方。
アーーーンパーーンチ！！！
と、声に体重が乗ってカタルシスを感じさせる言い方ではなく、
アーンパーンチ！
と若干棒読み。
私の勝手な解釈だけど、戸田恵子さんはわざと抑揚を抑えて言ってるんだと思ってる。
心優しいアンパンマン
アンパンマンは本当は攻撃なんてしたくない。誰かを守るために仕方なく力を使う。
その証拠に最初に必ずばいきんまんには「やめるんだ、ばいきんまん！」と言う。
それでもばいきんまんが辞めないので、最終手段としてアンパンチを繰り出す。
だから若干棒読み。
他のアニメや特撮なら、必殺技を叫ぶ声にはカタルシスというか一種の気持ち良さを感じる。
アンパンマンのアンパンチは、子ども達がカタルシスを感じ過ぎないようにしてるんだと思う。
娘もアンパンチを使うけど
もうすぐ3歳の娘もときどきアンパンチを使う。
怖いものをやっつけたいときに使うときもあるけど、自分のやりたいことを押し通したいときに私にしてきたりする。
アンパンチは誰かを守るためだけに使うんだって、いつか娘も気づくかな。